初めに
どうもイカエです。
S9お疲れ様でした。時間切れで21は乗らなかったけど久々に最終2桁は取れたので記事を書こうと思います。
ってことで並びはこんな感じ。
目次
構築経緯
軸の決定
前期は中盤までは順調だったが最終日5日前に2000から1600まで溶かしてしまいそのままシーズンが終了した。その時に構築に入っていたマリルリがカイリューパオカミウーラその他諸々に強いことに気づき、マリルリを強く使うことを意識して構築を考え始める。
前期の構築ではマリルリを先発で出して数的有利をとってから甘えるカミと鋼テラカイリューで詰める動きをしていたがマリルリが不意のテラスにやられてしまうことが多く安定しなかったのが溶かした大きな要因だと考えた。
そこで相手にテラスタルを無理やり切らせてから後発で詰める動きが強いのではないかと思い、マリルリで試合を締められるように相手を誘導することを構築のコンセプトとした。
取り巻きの設定
コンセプトを遂行するためには数的有利を取り、リードした展開でマリルリに繋ぐ必要があったため数的有利を狙いやすい初手テラス構築にすることにした。
中盤に数が多いと感じたディンルーに有利を取るために飛行テラバカイリューを採用。
カイリューが苦手なセグレイブやロトム、ドラパルトに有利な展開を取るために炎テラスの鉢巻パオジアンをサブエースとして採用した。
補完
アンコカイリューを使うならサーフゴーも入れたいということでほぼ顔パスで採用。持ち物は構築単位で重いカバルドンやガチグマ、神速カイリューに強い風船。
ここまででハバカミとツツミが重いのでそれらに強い駒としてジバコイルを採用した。当初はチョッキで使っていたがうまく扱えなかったので対面駒としての役割を強く持たせるために頑丈眼鏡に型を変更した。
最終日に初手の電気テラスパオと電気テラスウーラに飛行カイリューがやられまくったので初手パオウーラ+取り巻きに強い駒をラストピースとして探した。最適解かどうかは怪しいが条件を満たせるポケモンとしてBCニンフィアが該当したので午前5時に急遽育成して構築は完成した。
分類としては対面構築ではあるがディンルーにステロを撒かれる前提で組んだため襷持ちは採用せずに特性や耐性による行動保証を意識した。
構築の要旨
先発
中継ぎ
抑え
個体紹介
カイリュー@するどいくちばし
性格:意地 特性:マルスケ テラス:飛
実数値 167-204-115-×-120-132
努力値 AS252 H4
テラバ 神速 アンコール 羽休め
調整
初手のカイリューミラーで殴り負けたくないためASぶっぱ
参考
微熱最終日ポケモンランクマrate2076~【ポケモンSV】 - YouTube
(中盤まで)流行っていたドヒドディンルーに選出を歪めたくなかったため汎用性を保ちつつ受けも相手できる型で採用した。
初手のディンルーに対して非常に強く、
- カタスなら羽でマルスケを回復させる
- ステロならアンコで縛ってディンルーの処理or裏に飛行テラの大ダメージが入る
どちらにしろ数的有利を望める展開が取れる。
他にもアンコと羽があることでサーフゴーと合わせてスムーズにヘイラッシャを処理できたり、後続のマリルリの太鼓をする1ターンを作るなど並びとしての強さを補強してくれた。
ヒードランやジバコイルに対して地震がある顔をしながら立ち回らなければいけないのと、最終日に増えた初手電気テラに弱いのが難点。最終日環境では弱いことには気づいたいたがディンルーの処理をこのポケモンに一任していたため構築から抜くことができなかった。勝ち切れなかった要因その1。
サーフゴー@風船
性格:控えめ 特性:黄金の体 テラス:飛
実数値 175-×-116-189-112-136
努力値 H100 B4 C148 D4 S252
シャドボ ゴルラ 悪巧み 身代わり
調整
H ハバカミの臆病シャドボを87.5%で耐え
S 準速
C 余り
参考
微熱最終日ポケモンランクマrate2076~【ポケモンSV】 - YouTube
構築単位でサーフゴーが重いのでミラーに強めな準速。
電磁波とノマテラ神速という方向性の全く違うカイリューをカバーできるためカイリュー入りにはかなりの頻度で選出した。
- 素の耐久値と耐性による行動保証
- 身代わり巧みによる崩し性能
- 風船による詰ませ
眼鏡のような一貫を作ったら殴って勝ちというわかりやすいパターンは作れないが、勝ち筋の取れる幅が広いのが魅力だった。
ジバコイル@こだわりメガネ
性格:控えめ 特性:頑丈 テラス:草
実数値 145-×-136-200-110-112
努力値 CS252 B4
10万 ラスカ テラバ ボルチェン
調整
CSぶっぱ
SVで2桁とった構築には何故か必ず入ってくるCS頑丈眼鏡ジバコイルくん。
チョッキジバコしかいない環境だったため火力があって速くて行動保証があるジバコは全くと言っていいほど警戒されず、後出ししてくるヒードランやイーユイを崩し返した。
唯一の天敵であるディンルーはカイリューで処理できていたため気にする必要がないと考え、採用に踏み切った。
初手に投げて大ダメージを与えたり、頑丈を生かしてストッパーしたりなど対面駒として使用した。
テラスタイプは構築単位でありえないほど重いチオンジェンの対策として草タイプ。最終日ここ1番の場面でチオンドヒドに勝てたのでピンポイントメタは活きたと思う。
本当は無振りサンダーを抜ける最速にしたかったが眼鏡10万+カイリューの神速で電気テラスパオの乱数が大きくずれるため泣く泣く控えめになった。
パオジアン@こだわりハチマキ
性格:意地 特性:災いの剣 テラス:炎
実数値 163-179-131-×-86-158
努力値 H60 A180 B244 D4 S20
氷柱落とし かみくだく テラバ 氷の礫
調整
特化ウーラの水流+アクジェ確定耐え
カイリュー特化ノマテラ神速93.7%で2耐え
パオの特化テラバ2耐え
最速ランド抜き
Bにほぼぶっぱしためっちゃ硬いパオジアン
数値とテラスによる耐性変化で無理やり突っ張って相手のサイクルを破壊する。
カイリューを中心とした対面構築を組んだ際、サンダーやロトム+ハッサムが重くなりがちだったが強引な鉢巻一致技で崩せることに気づき採用するに至った。
Bを振った理由としてはガブやレボルトが耐久振りしかいなかったため抜きたいポケモンがいなかったのと、テラスによる耐性変化なしで対面処理できれば裏にテラスが温存できて立ち回りの幅が広がると考えたから。特にカイリューのテラス神速を2回耐えるのが大きく、詰め駒のような運用もできるところがよかった。
マリルリ@オボンのみ
性格:意地 特性:力持ち: テラス:妖
実数値 204-112-101-×-101-73
努力値 H228 A252 BD4 S20
じゃれ アクジェ 腹太鼓 アンコール
調整
H 4n
A 特化
BDS 余り
最終日1週間前に心中を決意しマリルリ中心に構築を組んだ圧倒的な軸。
使用率上位のポケモンにタイマンなら負けないためほとんどの試合で選出した。
アクアブレイクを切ってアンコールを採用しているが詰めとして使うには最適解だったと思う。ウーラオスの剣舞やカイリューの羽など変化技をアンコールしてから腹を叩いて自らが試合を決めた。
アンコや腹太鼓の択さえ合わせればどんな劣勢でもひっくり返せるポテンシャルがありながら、タイプのおかげで詰めとしても優秀なポケモンだったので文句なしの選出率1位だった。
性格:冷静 特性:フェアリースキン テラス:水
実数値 183-85-117-165-150-72
努力値 H100 B252 C156
ハイボ テラバ シャドボ 電光石火
調整
HB パオの特化鉢巻氷柱93.7%で耐え
C 余り
水テラスだしほぼマリルリ
初手のパオやウーラがきつかったので出しやすさを意識した型にした。
マリルリほどではないがBig6のポケモンに比較的有利なため、マリルリと同時選出をして圧力をかけていくことも少なくなかった。範囲が被ってるからこその役割集中が効いた。
ただし最終日に突貫で入れたポケモンなため何も煮詰められてない。ダメ感もなければ択も見えてなかった。勝ち切れなかった要因その2。
選出パターン
基本
++
初手は基本的にカイリュー
ドラパランドセグレロトムがいる場合はパオ
ニンフィアはパオジアンが出せなさそうかつ初手にパオが来そうな時(曖昧で申し訳ないです)
BIG6
()++
Big6はカイリューサフゴマリで投げて7割ぐらい勝った
最終日は全員電テラパオから入ってきたのでニンフィアから入るようにした
受け
++
鋼2体いるとドヒドに安易に毒を入れられないのでかなり有利に立ち回れる
チオン絡み
++
ジバコに草テラ切るように心がける
質問あったらDMやブログのコメントください。
結果
エイナー 最終91位
後語り
最終2桁取れたのは良かったけど2100乗らなかったのが悔しいです。軸を見つけるまでは自信あったが取り巻きが見つからずタイムアップ。強そうだな〜と思った人がいたら後発マリルリ開拓してみてください。
追記 9/14
グラスラゴリラとオーガポン解禁で横転
マリルリくん使えなさそう