初めに
3月は1ヶ月間全てのリソースをポケモンに注ぎ込める最後の機会なので頑張りました。
満足できる結果ではないですが久々の最終2桁なので記事を書こうと思います。
ってことで並びはこんな感じ。
目次
経緯
始点
現環境はスタンパが多く、その核を担うブエナカミに対して安定した処理ルートを作ることが最優先だと考えた。
無い頭を使うもHDランドロスかハッサムしか思いつかなったので今期も使い慣れたランドロスを軸に構築を組むことにした。
軸
前期のランド入りの構築記事を漁るとかんちゃろーさんのAB振りグローブラオス+チョッキランド+眼鏡ブリジュラスが好みだったのでこの構築を自分が使いやすいようにカスタマイズすることにした。
上記構築の要点
- グローブラオス+眼鏡ブリが対面、サイクル共に並びとして優れている
- この2体で辛いハバタクカミをチョッキランドに任せる
実際に使ってみるとラオスに関しては不満点はなかったが、ブリジュラスはメインウェポンの竜鋼が一貫しにくくこだわるのが窮屈に感じた。そこでパワフルハーブを持たせることで眼鏡と同等の火力を出しながら打ち分けられるようにした。
補完
襷パオジアン
対面構築に対してストレスなく選出されることが嫌だったので見た目の圧力としてパオジアンを採用。構築単位でパオジアンが重いのでせめてもの抗いとして最速。
HB挑発カミ
頑丈ブリと襷パオがいるため選出画面でわかるレベルのあからさまなステロに対しては阻害できるようにしたかったので挑発カミを採用。
残飯身代わりアシレ
今期の流行として
スカーフランド+持久力ブリ+オボンorチョッキアシレというアーキタイプが存在したのでハーブブリジュラスを持久力と誤認させるためにアシレーヌを採用した。
構築単位でママンやキョジオーンが辛かったので崩す手段を探していたところ、オフの配信卓でクリフとさんが使っていた身代わりドレキ瞑想型が穴埋めとしてピッタリハマったので採用した。
完成図
ブリランドアシレ偽装
要点
個体紹介
ブリジュラス
調整意図
- 最速(準速ラオス抜き)
行動保証持ちで優秀なタイプ、高種族値と弱い要素が命中不安以外存在しない。SVに入ってから最終2桁を取った際には必ず頑丈眼鏡ジバコイルが構築に入っていたが、その比にならないぐらい強かった。
頑丈を盾に対面的に動かしても強いし、ラオスに強いポケモンに対しての引き先にもなれる。
ランドラオス対面で剣舞やビルドに合わせてブリジュラスに引くと上からエレクトロビームで処理できる。C+1で頑丈が残ったブリジュラスが盤面に残るのでそのまま全抜きでゲームを終わらせることができる。後発のブリジュラスは持久力を警戒されるので先制技が来ないため頑丈が残りやすい。ハッサムもウーラオスも頑丈を残したまま突破できる。
使ってる側からしても相手の行動に依存するバカアホポケモンだけど噛み合いの主導権を握れるように構築を組めると自分に都合のいい噛み合いを起こせる。
コンセプト上流星、ラスカ、エレクトロビームまでは確定。残った技スペには炎オーガポンに打つことができるメテオビームを選択した。
終盤は速いオーガポンしかいなかったので頑丈を剥がされるのは辛かった。
テラスは決定力を引き上げることができるステラ。
ランドロス
最終日
それ以外
調整意図(最終日の方)
- 特化ブリジュラスの氷テラバを93%耐え
- C実数値187カミの眼鏡ムンフォ+テラ眼鏡ムンフォを確定耐え
- 無振りカミのムンフォを確定5発
- 無振りランド抜かれ(S個体値28)
- 地震でH4カミが75%で落とせるライン
役割遂行のために補正すらもDに寄せた硬すぎランドロス。不意の特殊氷テラバを耐え、急所やシャドボDダウンでもある程度は受け出しが効くようになり安心感に繋がる。
ミラーで下から蜻蛉ができると嬉しいのでS個体値は落としたが下降補正には下から動かれるし、最速ガチグマに上を取られて氷テラバを打ち込まれるしで何が正しいか良くわからなかった。
地震岩石蜻蛉でほとんど事足りるので見せキョジオーンや鉄壁ブリジュラスに対しても軸の選出を躊躇わないように地割れを採用した。
テラスはムンフォ半減かつハーブや眼鏡のブリジュラスに強い鋼タイプ。
正直ハバタクカミとブリジュラス以外誰にも勝てないため「弱い弱い」と言いながら使い続けたがこのポケモンがいないと自分がやりたい“攻めながら引ける構築”が成立しないし電磁波も拒否できないので今期もお世話になった。
腐れ縁のおっさん(最悪の字面)
アシレーヌ
クリフとさん掲載許可ありがとうございます。
調整意図
(速い毒テラバガチグマにやられたのでかなりSに振っているが事故だと割り切るならもっと耐久に振るべき)
ブリランドアシレ偽装のアシレ枠
基本選出では苦しいところを相手してもらうために崩しに特化させた構成になっているが、環境上位のポケモンにタイプ上有利なため見せキョジオーン+取り巻きのような構築に選出しても腐りにくい。
本当はもっと耐久に振りたかったが低速のポケモンの上から動くためにSに努力値を割いたためH252振りできなかった。
ポリドヒドやママンロンゲやバレルイーユイや受けループなど幅広い受け寄りの構築を相手してくれた。
テラスはモロバレルのリフストを遮断できてクイックターンが抜群にならない毒タイプ。
パオジアン
調整意図
- ミラー意識で最速
- 特化ウーラオスの水流確定耐え
どうしてもランドを絡めた選出ができない時の対面駒。挑発カミでステロを阻害しつつ襷パオで詰める動きは単純だが強い動きの一つだった。
ウーラオスが壁とオオニューラどちらにも耐性があるためサイコファングではなく無理な展開を捲れる零度を採用した。
構築がパオジアンに弱いため最速。ランドでブエナカミを流すと試合終盤に同速以上の勝負を持ち込めるのも構築には合っていた。
テラスはゴースト。神速や聖剣透かしに使うドテンプレだがシンプルで強い。
最終日は30試合近く潜ったが信用度の問題でほとんど出さなかった。
ハバタクカミ
調整意図
- 無振りコノヨザルの憤怒を97%で2耐え
- ムンフォで無振り岩オーガポンに76％で2発
- Sブーストで最速スカーフランド+1
初手に投げてステロを阻害して削りを入れる。憤怒の拳の威力を上げないために痛み分けを採用したが、展開によってはステロ役を倒してから痛み分けで2体目も削ってそのまま裏でイージーウィンできることも。
あくまで補完であるため、Sにはほとんど振らずに耐久に割くことで場持ちを良くした。HBカミが環境にほとんどいないため相手に目算がズレることもしばしば。相手のプレミにつけ込む痛み分けで何度も蘇る。
ディンルーの地震半減の目的でテラスは草。キノガッサの一貫切りや挑発痛み分けを絡めることで水ポンやドオーやチオンジェンといった水ラオスが苦しいポケモンを処理することができる。
ミラーが多発するので軸としては使いたくないが補完で入る分には好みな性能をしていた。
この構築で一番強かったまである。
水ウーラオス
調整意図
- パオの特化電気テラバを93%耐え
- 余りA(B4パオが水流で84％)
物理方面での打ち合いでこのポケモンの右に出る者はいない。命中安定で先制技も完備。ランドロスと合わせることでゆるいサイクルもできる。まさに構築の軸。
テラスは雷パンチのダメージを伸ばす電気。弱点が少ないので耐性変化として打ち合い性能を補強する時にも使う。テラスを切らされるとパオジアンの一貫ができてしまうのだけ悩みどころ。
選出
基本
+
+
ラオスで荒らしてランドでカミを見つつブリで詰める
対面もサイクルも行える柔軟性が高く最も強い選出
当初の想定ではラオスから入るのが最も多いつもりだったがブリから入る場合やランドから入る場合もかなりある
派生
+
+(
or
)
カミが刺さってるorカミで挑発しないと止まらないポケモンがいる時にブリかラオスがハバカミに置き換わる
ハバカミを対面駒兼崩しのポケモンとして使い、相手のハバカミをランドで止めつつ裏のエースで試合を決める
最終日は基本と派生の選出パターンが8割を超えた
対面選出
+
+
ラオス+行動保証2枚
ランドが出せそうにない時にする
カミに対して引けないのが嫌なのでこのパターンはあまりしない
展開系(ディンルーコノヨフロル)
+(ororor)
カミでステロを止めて行動保証で詰める
バレルイーユイorママン系統orキョジ入り
()+ +
イーユイやママン読みするならアシレーヌ初手も視野
ブリランドアシレ選出になる
受け
+
+(
)
零度とか地割れとか挑発痛み分けとかサイコノイズで崩す
重い相手
ガチグマ
ラオスランドブリ全てに対面から勝てるので数的有利を取りに行けない
HDオボンブリジュラス
最終日付近にレンタル出さないで；；
カミの挑発とか水流連打で頑張る。
ツツミ
眼鏡でもエナジーでも終わる。ブリジュラスやパオの行動保証でなんとかする。(なんとかならない)(誰だよ前期キュウコンツツミ使ってた奴)
水ポン
身代わりあるタイプは本当に無理。
なんなら炎ポンからも身代わり飛んできて泡吹いた。
ラティ
パオジアン出さないと勝てないけど出したくなさすぎる。
結果
TN エイナー
最高2129最終2116(最終86位)
終わりに
半年ぶりの2桁取れたのは素直によかったと思いますがもっと上を目指せたとも感じました。最高地点から下振れてメンタルやられたのが弱かった。
今年から社会人なんでこれからもほどほどにポケモンを頑張ろうと思います。
おまけ
オタクNNたち
